ypugun1211

ypugun1211 page 7/14

電子ブックを開く

このページは ypugun1211 の電子ブックに掲載されている7ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
5一九九二年六月、アダムスさんのプロフィールを社内新聞でみた時、愛読書が聖書と書いてありましたので、それをみてすぐメールで「アダムスさんはクリスチャンですか?」と聞いたのが友達になるきっかけでした。そ....

5一九九二年六月、アダムスさんのプロフィールを社内新聞でみた時、愛読書が聖書と書いてありましたので、それをみてすぐメールで「アダムスさんはクリスチャンですか?」と聞いたのが友達になるきっかけでした。その時彼は、会社のなかでは雲の上のような存在だったので、メールをするのを躊躇したことを覚えています。しかし謙遜な信仰を持った彼は、そんな私を温かく受け入れて下さり、それ以来、しばしばお昼は会社の外で一緒に食事をしながら主にあるよき交わりを持つようになりました。また家族も含めて交わりを持たせていただきました。アメリカに行った時には、彼の大きなプール付きの家に泊めていただいたこともありました。十八年前に本国に戻られましたが、兄弟姉妹としての親交は今でもしっかり続いています。アダムスさんが戻られた後すぐに、主はアサイニーで日本に来られたトンプソンさんと巡り会わせてくださいました。彼もまた素晴らしい信仰をもった兄弟です。彼ともお昼はよく外にでて一緒に食事をしました。そんな交わりの中で、彼のうちに「昼休みに食事をしながら聖書の学び」をする小さな集まりを持ちたいという願いが与えられ、一緒にやらないかと言われました。一九九六年の四月から、職場の会議室を使って、月に一回「バイブルランチ」という名前で集まりが始まりました。二〇〇〇年六月にトンプソンさんがアメリカに戻られた後は私が責任をもち、さらに私が二〇〇八年十一月に定年退職をしてからは、最初からこれに参加していた若い新見兄弟がリーダー役を引き継いで、二〇一一年の九月まで続けることができました。大体いつも七人前後のひとが集まって、最後の数年は、リックウオレンの「パーパスドリブンライフ」を使って学びをしていました。こうしてバイブルランチを十五年間近く職場で続けることができました。またクリスマスの時期は、麻布にあるトンプソンさんの家に、二十近い人たちがそれぞれ食べ物を持ち寄って集まり、国際色豊かなイエスさまを中心にした楽しい交わりの時をもつこともできました。とても感謝でした。私の弱い小さな信仰もこのような温かいクリスチャンの交わりのなかでだんだん育てられ強められていきました。『過ぎ行かぬもの』