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5  日本にはもともと文字(書き言葉)はなく、話し言葉しかなかったために、文字(漢字)を中国から借かりてきました。そのために、漢字の読み方には、中国の読み方の音おん読みと、漢字の意味にあたる、もともと....

5  日本にはもともと文字(書き言葉)はなく、話し言葉しかなかったために、文字(漢字)を中国から借かりてきました。そのために、漢字の読み方には、中国の読み方の音おん読みと、漢字の意味にあたる、もともとの日本の話し言葉(やまと言葉)をあてはめた訓くん読みがあります。【例】山 音読み…サン     訓読み…やま  二字の熟語の場合、ほとんどが上の漢字も下の漢字も音読み( 音オンオ音ン読み)ですが、上の漢字も下の漢字も訓読みするもの(訓くん訓くん読み)や、上の漢字を音読み、下の漢字を訓読みするもの(重ジュウ箱ばこ読み)や、上の漢字を訓読み、下の漢字を音読みするもの( 湯ゆ桶トウ読み)などがあります。【例】音音読み…海カイガン岸・文ブン化カ・生セイカツ活     訓訓読み…青あおぞら空・相あい手て・真ま夏なつ     重箱読み…新シンがお顔・無ム口くち・番バン組ぐみ     湯桶読み…赤あか字ジ・合あい図ズ・手 てジュン 順 ● 熟じゅく字じ訓くん ? 二字以上の組み合わせ全体を一語として、それに当てた訓。【例】明あ日す・大お とな人・二は つか十日・日ひ より和・野の良ら  漢字の形をととのえ、書きやすく、速く書けるように決められた書く順じゅんじょ 序を筆順といいます。 漢字の筆順は、原げんそくてき則的に、①上から下、②左から右、③横から縦たて、と書きますが、例れい外がいもあります。したがって個こ別べつに正しくおぼえるようにしましょう。 今までに習った漢字の筆順を、次の例でたしかめましょう。 上→蜘馳筑 田→乃廼之埜嚢 右→蕊縞紗杓灼 左→宋匝惣掻槍 車→茸凧蛸只叩辰巽 重→釆挽磐蕃匪庇斐緋誹 成→篋篁篌篏箴篆 医→杏伊夷惟椅畏萎  漢字を組み立てている一つの点や線を一いっ画かくといい、一つの漢字が何画で書けたか、その画数を総そう画かく数すうといいます。今までに習った漢字や、漢字の部分の画数をたしかめてみましょう。 2漢字の音おん読みと訓くん読み3熟じゅく語ご の読み方4漢字の筆ひ つ順じゅん5漢字の画か く数す う一画 …… 一二画 …… 九・刀・二・丁三画 …… 子・弓・土・与四画 …… 水・区・天・欠五画 …… 北・母・氷・功六画 …… 糸・安・当・印七画 …… 弟・豆・男・助八画 …… 具・店・定・取九画 …… 級・度・点・客十画 …… 庭・通・速・勉? 漢字の成り立ち