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第一講 国語の正体を知ろう151『日韓=合わせ鏡の世界』 呉善花準で筆者の主張を決めつけてはいけなかったんだ。  題を読み取る    ところで、題って、分かる?えっ、映画の題とか、小説の題ってこと? 国語....

第一講 国語の正体を知ろう151『日韓=合わせ鏡の世界』 呉善花準で筆者の主張を決めつけてはいけなかったんだ。  題を読み取る    ところで、題って、分かる?えっ、映画の題とか、小説の題ってこと? 国語で題って言ったら、意味が違うんだ。これは大切だからよく覚えておいて欲しいんだけど、筆者の主張の中で最も大切なものが趣旨?最終結論?、その趣旨を語句に縮めたものが題なんだ。 表題とか、主題とも言うよ。なんだ、映画の題とは違うのね。そういえば、国語の試験でも、「表題としてもっとも適当なものを、次の選択肢から選びなさい」って問題があったような気がする。   それじゃあ、聞くけど、この文章の題は何?えっ、いきなり言われても分からない。 筆者の主張が?日本人は物事をはっきり言わず、曖昧な表現をすることが多い?で、趣旨は本文の最後にある?『間接的』というキーワードで日本人とのつき合い方を考えてみること、それはまた、日本文化について考えてみることにもつながってゆくはずである?だとしたら?題とは確か、それを語句に縮めたものだから、え?と。 ?間接的?が、題。つまり、この文章は?間接的?といったキーワードで、日本の文化や日本人とのつき合い方を考えてみようということ。う?ん。 だって、最初から?間接的といったキーワードが大切?と言ったって、よく分からないだろ?はい、分かりません。 そこで、まずは分かりやすい例から入っていく。でも、それはあくまで具体例であって、筆者の主張ではない。    筆者の主張を分かりやすくするためのもの具体例筆者の主張と具体例は「イコールの関係」論理の公式 ③